ストレスと口腔(2)歯軋りの治療法|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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ストレスと口腔(2)歯軋りの治療法

2008.6.1

歯軋りを疑う症状を有する患者さんへの問診の際、単に「歯軋り」や「くいしばり」をしているかどうかの質問をすると、「していません」「分かりません」等と否定的な答えが返ってくることが多いものです。このことは歯軋りが睡眠中無意識のうちに行われ、本人の自覚が生じにくいことが原因します。

従って歯軋りをする患者さんの治療においては、まず患者さんに顎口腔系の仕組みを十分に説明した上で、現在生じている口腔内の諸症状がいかに歯軋りと関係しているかを理解させ、患者さんに「病への気づき」を促がし、治療に対する動機付けを行うことが一番重要なこととなります。

治療の実際としは6段階に分けられます。ステップ1では、日中に噛み締めが起きていることに気づいてもらうことからはじめます。ステップ2として患者さんが就寝中に歯軋りをしていることに気づかせるために、夜間就寝時に装着してもらうオクルーザルスプリントを作製し装着させます。ステップ3としては自己暗示療法の実践を行います。自己暗示をしやすいように患者さんに、自己催眠療法を応用する場合もあります。ステップ4としては、状況に応じて治療用オクルーザルスプリントの新製を行います。もしくは先に作製したスプリントの治療用への転用を図るための調整を行います。ステップ5はそれらの咬合調整です。そして最終ステップであるステップ6はメインテナンスで長期観察に入ります。

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