食育から知育・徳育・体育を考える ③|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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食育から知育・徳育・体育を考える ③

2012.5.1

人間は他の生命体とともに地球という惑星上に存在しています。その人間と地球の関係は、バックミンスター・フラーというアメリカの思想家 が提唱した「宇宙船地球号」という概念に良く例えられます。その閉ざされた「宇宙船」の中では、人間が営む生活と自然との調和である「エコロジー」をまず 考えなければなりません。また限りある地球資源の枯渇を念頭に入れた「持続可能性」、さらに人間の食料にもなる野生生物が、人間の生存の営みの影響で危機 的な状況を迎えているという「生物多様性」も考えなければなりません。人間が生きていくうえで必ず摂取しなければならない食料の確保を突き詰めると、「食 べる」という行為そのものの概念を改めて幼いうちから教えていく必要があり、それがまさに「食育」となります。そしてそれはまた、ヒトとしての生きる道を 説く「徳育」につながります。

宇宙→地球→国家→都市→家族というコミュニティー単位の変化の中で、その最小単位である家族の中では、か つては家族揃って「食べる」という場を通して親などの年長者による「躾」の一環として、新しく誕生した命の成長を見守ることが当たり前のように行われてき ました。ところが近年では大家族制の崩壊とともに核家族化が進むことで「個食」が増えています。これはとりもなおさず食べる場での躾が為されないことを意 味します。また経済成長の中で飽食化が進みファストフードが蔓延すると、いわゆる「お袋の味」が薄れることになります。

ヒトは生きていく うえで他の生命体を必ず摂取しなければなりません。それ故食事の前には命を「イタダキマス」という言葉を発することで、自分が生かされている事に感謝する 訳です。個食で躾が無されず食べものが溢れている現代こそ、「食育」を実践し「徳育」に繫げる必要があるのではないでしょうか・・・。

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