口腸免疫健康法(5)|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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健康ブログBLOG

口腸免疫健康法(5)

2005.1.1

今年は暖冬だといわれてきて、ここにきてやっと本来の寒さが戻ってくると、インフルエンザの流行する可能性が出てきました。あれだけSARSが大流行するのではと騒がれたのはつい数年前のことです。ともあれ風邪を引きやすい方や受験生にとっては、戦々恐々の冬が近づいてきたことになります。

それでは風邪を引きやすい方とはどのような方なのか考えて見ましょう。特定の顔立ちや体型が特にあるわけではなく、共通していることと言えば一様に「睡眠時に口を開けている」と言うことに尽きると考えられます。そもそも口の中やのど、気管支、肺などの表層の粘膜組織は乾燥した冷気にとても弱いのです。乾燥しただけで炎症を起こしてしまいやがて腫れてきます。一旦腫れてしまうと、組織としての持つ機能を発揮することは、困難なことになってしまいます。本来、のどの組織は外から来たばい菌を攻撃し、身体の中にバイ菌が進入してくることを防いでいるということは、このHP上で述べてきました。

歯がまだ生えていない赤ちゃんや、歯がない無歯顎の高齢者にも(歯が無いということは、歯周ポケットがないということ)口臭があるのはなぜでしょうか?口による呼吸で乾燥されたことにより、のどの機能をしなくなった扁桃腺(ワルダイエル咽頭リンパ輪)は、バクテリアを繁殖しやすくなります。のどでバイ菌が繁殖するのでれば、そこで発生する腐敗ガスが口臭の原因であろうという推測も容易に出せると思います。

何れにしても、口呼吸が原因で機能不全をおこした扁桃腺(ワルダイエル咽頭リンパ輪)は、バクテリアを感作し全身を巡ると考えられます、確かに、口唇閉鎖力が弱くて口呼吸している人には、扁桃を腫らしのどの機能不全を起こしている人が多いことも認められます。簡単にいえば、口呼吸は風邪だけでなく歯周病も、扁桃炎や口臭もおこしやすいという結論になります。

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