口腸免疫健康法について|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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健康ブログBLOG

口腸免疫健康法について

2003.11.1

当院では歯科疾患の三大原因のうち(当HPのメッセージのページ参照)、全身状態との関連から来るものに関しては、その対策として患者さんの自然治癒力を向上させることを第一に考えています。そのために東洋医学をはじめとする代替医療を歯科診療に取り入れ、診療の効果を高めております。

特にバイオファーメンティクス“生源”と呼ばれる、大豆タンパクを培地にして16種類の乳酸菌をはじめとする有用菌を共棲培養し、その結果産生された有効産物のサプリメントを用いています。これは今話題のプロバイオティクス・プレバイオティクスの一種で、大腸内の環境を整え免疫力をアップさせます。特に生源は大腸内で液性免疫物質であるIgA抗体を産生することが、ラットを使った実験で明らかになりました。IgA抗体は腸管の他からだの粘膜部分すべてで分泌されていて、のどの奥や鼻粘膜でも分泌されています。特にのどの奥にはワルダイエルの口峡輪と呼ばれる扁桃組織があり、咽頭扁桃・口蓋扁桃・舌扁桃などが気管や食道などに異物や病原性細菌・ウイルスなどが進入しないように環状の関門を作ってIgA抗体を分泌しています。

ところがせっかく腸内免疫を向上させる生源などの物質を摂取しIgA抗体の産生が増加しても、口呼吸により唾液が乾燥状態になりワルダイエルの口峡輪の粘膜が乾燥すれば、免疫物質であるIgA抗体は分泌されず、本来の関所の役割を果たさなくなってしまいます。したがって当院では、バイオファーメンティクス“生源”などのサプリメントを摂取し腸内免疫の向上を図っている方には、その効果を高めるためにくちびる体操器具である“パタカラ”を併用していただき、口内免疫の向上を図ることで本来の目的を果たすように指導しています。口内免疫、腸内免疫の併用、これを私は『口腸免疫健康法』と名づけました。

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