乳酸菌の口腔内疾患の応用について|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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乳酸菌の口腔内疾患の応用について

2003.1.1

虫歯や歯周病はお口の中にいる細菌が原因であることは広く知られております。ところが1996年アメリカの科学雑誌サイエンスに、これらの細菌が肺炎や感染性心内膜炎、早産の原因であると発表されてから、俄然お口の健康と全身の健康が関連があることが判って来たわけです。
したがってお口の中にいる細菌とりわけ悪さをする有害菌の増殖を抑えることが、健康を得るうえで大事なこととなってきました。そこで従来の方法つまりブラッシングだけでは
とり切れない汚れに対しては、殺菌剤・抗菌剤などの使用が考えられるわけですが、これらはお口の中の全部の細菌に対して作用するわけですから、有害菌のみならず有用菌に対しても悪影響を及ぼす心配があります。
そこで細菌注目されているのが乳酸菌、もしくはその代謝産物による歯科治療への応用です。乳酸菌の中の体に有用な生菌成分をプロバイオティクス、乳酸菌の中に含まれる有用菌を増やす物質をプレバイオティクスと呼びます。プロバイオティクスとしてはLS1、プレバイオティクスとしてはラフィノースがあります。当院で歯科治療に用いている乳酸菌生産物質生源は、そのどちらも兼ねそろえたいわばスーパーサプリメントで『バイオファーメンティクス』と呼ばれるものです。口腔内の有害菌の増殖を抑えて有用菌の増殖を助ける作用がありますから、虫歯や歯周病に対しても効果が期待できます。また生源は口腔内から最後には大腸に到達しますので、腸内免疫の働きを挙げる効果があります。したがって各種身体症状の軽減に役立つこともわかってきました。

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