歯科診療前の東洋医学的体質診断=「血瘀」|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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歯科診療前の東洋医学的体質診断=「血瘀」

2014.12.4

● 血瘀とは

全身に栄養を与える『血』の流れが悪くなり滞っている状態を『血瘀』といい、体の中に塊を作ったり、痣ができたり痛みが多く現れます。

● 血瘀の人の代表的な体質

皮膚の色が浅黒く、くすんだ感じ。ガサガサとつやの無い肌で、しみやソバカスが多い。唇や歯茎、爪の色が紫がかり、傷後や日焼けの後がいつまでも黒く残るタイプ。体つきは割りと筋肉質。イメージ的には、有名人に例えると、男性アイドルグループの一人と結婚した元ヤン女性アイドルだったK・Sさん(まったくの私見です)。

● 舌診では

このタイプの特徴は舌によく現れます。色は全体に紫がかった暗い色で、裏を見ると静脈が大きく膨らみ、浮き上がっているのが見えます。静脈の膨らみが大きくない場合でも、中を流れている血液が黒っぽく、 血管がはっきりと見えます。舌や唇に紫色の斑点が見られる場合があります。

● 血瘀の人がなりやすい病気

『血』の流れの悪さが原因で起きる病気としては、生理不順、月経前緊張症、不妊症、各種の脳血管障害(脳出血、脳梗塞、脳動脈流)など。また子宮筋腫、卵巣嚢腫、胞状奇胎、甲状腺腫、肝血管種、肝硬変、各種の癌などの病気も多く見られます。

● 血瘀の養生方法

血の流れを悪くさせないためには、まず『血』を先導する『気』を滞らせないことです。イライラし余計な心配をする、考え過ぎるといったことで『肝』の働きが乱れ、『気』の巡りが悪くなります。また冷えに用心し余分な水分を蓄えないことも重要。そして適度の運動で体を動かして下さい。また『血』を巡らせるようなアブラナ、ベニバナ、セリ、ナス、ニラ、ミョウガ、アジ、イワシ、サンマ、サバ、マグロ、クラゲ、タコ、ノリ、プルーン、コショウなどの食材を少しづつ増やして摂って行くと良いでしょう。

● 歯科的注意点

このタイプの方は、歯茎が出血をしやすく比較的歯茎が赤紫で厚ぼったいのが特徴です。歯磨き時の歯茎からの出血をこわがらず、丁寧に磨いて悪い血を出して下さい。

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