良質な睡眠をとるために(2)~睡眠時無呼吸症候群|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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良質な睡眠をとるために(2)~睡眠時無呼吸症候群

2010.1.1

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は1976年にアメリカのスタンフォード大学のChristian Guilleminault 教授らの研究により「持続時間10秒以上の無呼吸が、7時間の睡眠のうち30回以上発現し、しかもその無呼吸が入眠期のみならずレム睡眠期以外の時期にも出現する状態」と定義づけられています。またその後「1時間に5回以上無呼吸が発現した場合」という条件も付け加えられました。なかでも閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、上気道の閉塞に伴う無呼吸を引き起こす疾患であり、閉塞の原因には形態的異常と機能的異常があります。

SASは高血圧、糖尿病、高脂血症などの合併した虚血性心疾患や脳血管障害を併発するため、従来は循環器内科医が担当していましたが、我が国でも欧米に遅れはしたものの、各地に睡眠医療を専門とするクリニックや専門外来が開設され始めています。特に循環器内科の専門医でもある愛知医科大学睡眠医療センターの塩見利明部長は、「いびきは生活習慣病の黄色(注意)信号、昼間の傾眠を伴う睡眠時無呼吸は赤(危険)信号である」と警鐘を鳴らしています。

そのような観点から、歯科においても可及的にSASを疑う患者を診断し、然るべき医療機関に紹介するという医療連携が必要であるとおもわれます。さらにSASの治療とともに生活習慣病を是正し、虚血性心疾患や脳血管障害などの動脈硬化病変の発病を未然に防げるように、歯科的な側面からアプローチ出来ればと考えています。歯科的アプローチは次月に述べます。

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