良質な睡眠をとるために(1)|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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良質な睡眠をとるために(1)

2009.10.1

日本では1億3千万人近い人口のうち、およそ20%にあたる2600万人近くがイビキ症などの睡眠障害と言われ、そのうち200万人が睡眠時無呼吸症候群(SAS=Sleep Apnea Syndrome)であると言われています。残りの殆どの人もその予備軍であるとも言われているぐらいです。睡眠中に何回も数十秒から1分以上も呼吸が止まってしまうため、本来であれば良質な睡眠は脳と身体を休ませる為のものであるが、睡眠時の無呼吸がある場合却って健康を害することとなります。

良質な睡眠が得られなければ、日中の傾眠や集中力の低下、生活習慣病などを招くことが知られています。特に働き盛りの壮年期の男性にあっては、仕事の能率低下だけでなく労働災害を起こす危険性も高まります。実際に2003年には新幹線の運転手や全日空のパイロットが執務中に居眠りを起こし、その後の検査の結果、睡眠時無呼吸症候群が原因と判明したことがありました。これらは幸い大きな事故とならず大事に至りませんでしたが、日常に起きている長距離トラック・バスなどの交通事故のうち、運転手本人にその原因があるとされるものは、その過酷な労働条件に加え運転手がイビキ症~睡眠時無呼吸症候群であれば、事故の原因の割合が一挙に高まることになると考えられています。

欧米では20年以上前より、睡眠障害を専門とするクリニックが多数開設されており、特にアメリカでは1993年に国立睡眠障害研究センターが設立され、邦貨にして年間200億円もの予算がつく国家的プロジェクトとなっています。日本では1996年からの6年間、当時の科学技術庁で睡眠に関する研究プロジェクトが行われ、その研究成果が専門誌以外に一般向けにも書籍として発表され一般の方に周知されるきっかけとなりました。

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