フッ素塗布を考える その3|西新宿で東洋医学・小児歯科・統合医療による歯科治療を行なう小野田歯科医院

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フッ素塗布を考える その3

2016.11.1

フッ素2

 カリエスリスクが高い人とはどういう人のことを言うのでしょうか?一般的に虫歯になりやすい、つまりカリエスリスクが高い人は下記の特徴を持ちます。

1.虫歯菌の数が多い→歯の汚れが落としきれていない

2.唾液の流量が少ない→口呼吸による乾燥、薬の副作用、加齢

3.唾液の質が悪い→pH5.5以下で酸性度が高い

4.歯の質が悪い→遺伝的要因、生えたての歯

5.食生活習慣が悪い→シュガーコントロールが出来ておらず一般的な生活習慣も悪い

 プラークコントロールが出来ておらず、唾液は乾燥が見られ酸性度が高く、歯の質も弱いだけでなくシュガーコントロールも出来ていない子供には、とりあえず一定期間フッ素を塗布しながら必要な治療と指導を行うという選択肢は絶対に必要です。もちろん薬剤であるがゆえにフッ化物(あるいはフッ素)塗布のリスクが多少なりともあっても、虫歯を放置するリスクよりは良いと考えています。これは虫歯が及ぼす全身的な影響のみならず、再治療を繰り返すことで歯に不可逆性の侵襲が加わるのを防ぐためです。従ってカリエスリスクが低い子供にはあえてフッ化物を塗布する必要はありません。また老人で加齢や薬剤の副作用で口腔乾燥があり上手に磨けない場合にも、フッ化物塗布は有効であると考えます。

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